スタッフブログ

~『第5回 自然派ワインのテイスティング会』~


~格付けを超えた味わい!フランス各地の地ワインたち~ 10/17(土)、18(日)に毎月恒例となりましたソレイユ店の自然派ワインテイスティング会』を開催しました。 今回は、ヴァン・ド・ターブルやヴァン・ド・ペイながらも消費者からの評価が高く、並のAOC(原産地統制呼称)ワインよりも高値で取引されているフランス各地の地ワインを集め、4種類をテイスティングしました。

【テイスティング アイテム】 ①2007 テール・ブランシュ ブリュット  ロワール地方産、スパークリングワイン、爽やかな辛口 2,625円 ②2004 ピノ・グリ【ジェラール・シュレール】  アルザス地方産、白ワイン、フルーティーな辛口 3,255円 ③2007 ピノ・ノワール・ヴィエイユ・ヴィーニュ             【ヴィニョーブル・ギョーム】  フランシュ=コンテ地方産、赤ワイン、やや渋味のある味わい 3,200円 ④2006 ル・レザン・エ・ランジェ・オマージュ・ア・ロベール       【ジル・アゾーニ】  コート・デュ・ローヌ地方産、赤ワイン、やや軽めな味わい     2,100円 やはり一番人気は②のジェラール・シュレール。当店にもこの造り手のファンが多く、『このワインのために来ました』という熱心な愛好家の方もおられました。 2004ピノ・グリは、貴腐ブドウも入っているためか、若干蜂蜜の甘苦い香りや味わいがあり、複雑さが一層感じられました。白ワインとしては本当に美味しく、3,000円以上でも頷ける味わいですが、アルザスのピノ・グリらしいか?と問われると『??』と思ってしまいます。。。 味わいの厚み、余韻の長さともに素晴らしく、その後の赤ワインを飲んだ後にも違和感なく飲める白ワインでしたので、お客様に試していただくと皆様本当に驚いておられました。


あと、私達が面白いと思ったのが④のジル・アゾーニ。メルロとグルナッシュそしてアリカンテという3種のブレンドで濃いイメージを持っていましたが、非常に明るい色合い。少し揮発性を伴ったアセロラのような香りと後口のほのかな甘さがあり、「フルーツをたっぷり使ったデザートと合う赤ワイン」という印象でした。お客様も、『こんな赤は初めて』という方が多かったです。 ちなみにヴァン・ド・ターブルである②と④はラベルにヴィンテージの表記ができません。しかしラベルを良く見てみると。。。②にはPG04、④L06などの記号が商品名の下にあります。何かの記号と見せかけて実はこれがヴィンテージで、公式には認められていませんが、私達はこれでヴィンテージを知ることが出来ます。①と③はヴァン・ド・ペイ以上のクラスなので表記が認められています。 次回は11月14日(土)、15日(日)に開催します。テーマは『ブルゴーニュの自然派』。 モレ・サン・ドニを拠点とするドメーヌ・ミシェル・マニャンのワインを3種類予定しています。参加費はお一人様1,260円です。                ぜひお楽しみに!

戻る


スタッフブログ

カテゴリー
最新記事

会員ページ